第196回公開セミナー

2013/08/16 3:52 に 阿部陽 が投稿   [ 2013/08/16 3:53 に更新しました ]
下記により公開セミナーを開催します。

【日時】  平成25年8月27日(火)14:00〜15:15
場所  岩手生物工学研究センター(北上市成田22-174-4)

演題  耐病性分子育種を目指したMedicago truncatula -ダイズさび病菌相互作用の解析
講師  石賀康博 博士(Plant Biology Division, The Samuel Roberts Noble Foundation)
内容
 ダイズさび病菌 (Phakopsora pachyrhizi) は、世界中のダイズ生産に影響を与える最重要病害の一つである。抵抗性遺伝子を用いた抵抗性育種は成功しておらず、農薬による防除が主に行われている。我々は、植物免疫において極めて強固な抵抗性である非宿主抵抗性を用いたダイズさび病菌に対する持続可能な抵抗性分子育種を目指して研究を行なっている。これまでの解析から、マメ科のモデル植物であるタルウマゴヤシがダイズさび病菌に対して非宿主抵抗性を示すことを見出し、解析系を確立した。ダイズさび病菌の夏胞子は、タルウマゴヤシ上では付着器を形成し上皮細胞に貫入するが、胞子形成は観察されなかった。更に、ダイズさび病菌に対する非宿主抵抗性に関連した遺伝子の単離のために、タルウマゴヤシのTnt1レトロトランスポゾン挿入変異株を用いたスクリーニング系を確立し、多数の変異株を単離した。本セミナーでは、単離した非宿主抵抗性に関与する遺伝子の詳細について示すと共に、それらの遺伝子を用いた耐病性分子育種の可能性についても論じたい。

【対象】当センター職員、県試験研究機関、農業大学校、独立行政法人試験研究機関、大学などの関係研究機関を想定した内容となっています。

※事前申込みの必要はございません。お気軽にご参加ください。参加費無料。
問い合わせ先: 0197-68-2911 管理部
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