第203回公開セミナー

2013/11/14 17:02 に 阿部陽 が投稿   [ 2013/11/21 18:29 に更新しました ]
下記により公開セミナーを開催します。
今回は香川大学の秋光 教授に2日にわたり2題の御講演をいただきます。

【日時】平成25年12月16日(月)15:30~17:00
【場所】岩手生物工学研究センター(北上市成田22-174-4)

【演題】植物病原性アルタナリア属菌の特異性決定機構 
【講師】秋光 和也 教授(香川大学農学部)

【内容】
 植物病原糸状菌が感染時に発揮する宿主特異性に関する様々な分子メカニズムが明らかになってきた。宿主特異的な感染の誘導因子の一つとして、植物病原糸状菌が生産する宿主特異的毒素が知られている。我々は、植物病原糸状菌の生産する宿主特異的毒素の作用機構と毒素レセプターを介した特異性決定機構の解明、宿主特異的毒素の生合成遺伝子クラスター解析、病原性関連酵素研究、病原菌およびその代謝物に対する植物防御機構の解析を中心に、カンキツとAlternaria属菌間の相互反応に関する分子生物学的技法を駆使した研究を進めている。植物病害発生メカニズムの解明に向けて、カンキツとAlternaria属菌の相互認識における分子応答の一端を明らかにできたので紹介したい。

参考文献
1. Akimitsu K, Peever TL, Timmer LW. (2003) Mol Plant Pathol. 4: 435-46.
2. Akimitsu K et al. (1989) Plant Physiol. 89: 925-31.
3. Ohtani K, Yamamoto H, Akimitsu K. (2002) Proc Natl Acad Sci USA. 99: 2439-44.
4. Isshiki A et al. (2001) Mol Plant Microbe Interact.14: 749-57.
5. Masunaka A et al. (2005) Phytopathology 95: 241-7.
6. Miyamoto Y et al. (2008) Mol Plant Microbe Interact. 21: 1591-9.
7. Miyamoto Y et al. (2009) Phytopathology 99: 369-77.
8. Ajiro N et al. (2010) Phytopathology 100: 120-6.
9. Miyamoto Y et al. (2010) Mol Plant Microbe Interact. 23: 406-14.
10. Izumi Y et al. (2012) Phytopathology 102: 741-8.
11. Izumi et al. (2013) Mol Plant Microbe Interact. 25: 1419-29.
12. Nishimura S et al. (2013) Plant Mol Biol. 81: 1-11.


【対象】当センター職員、県試験研究機関、農業大学校、独立行政法人試験研究機関、大学などの関係研究機関を想定した内容となっています。

※事前申込みの必要はございません。お気軽にご参加ください。参加費無料。
問い合わせ先: 0197-68-2911 管理部

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