第221回公開セミナー

2015/10/04 20:33 に 阿部陽 が投稿   [ 2015/10/04 20:34 に更新しました ]
下記により公開セミナーを開催します。

  記

【日時】平成27年10月15日(木)15:30~17:00

【場所】岩手生物工学研究センター(北上市成田22-174-4)

【演題】
 
植物のDNA修復と育種への応用について

【講師】
古川智之 博士みかど協和株式会社育種研究部 研究員 

【内容】
近年、人工酵素を用いた「ゲノム編集」が話題を集めている。ゲノム編集により、目的の遺伝子機能を特異的にノックアウトすることや新しい遺伝子をゲノム中にノックインすることが出来るなど、植物科学分野においてもその効果は計り知れない。ゲノム編集はDNAの二本鎖切断(DSB: Double-Strand Break)が起点となって行われる。DSBは致死性が高い重篤なDNA損傷であるため、DSBを修復する修復経路は植物にも備わっているが、その詳細についてはいまだに不明な点が多い。植物のDSB修復の仕組みを明らかにすれば、それを上手く利用して植物のゲノム編集をより効率よく行うことが可能になることが期待される。
 私は植物のDNA修復機構の解明を自身の最重要テーマとして設定し、日米蘭の大学や民間研究会社でこれまで研究活動を送ってきた。今回のセミナーでは植物のDSB修復に関する新しい知見だけでなく、植物のDNA修復の概要やその独創性や新規性について発表したい。また、同時に現在の職務である野菜の育種研究についても紹介したい。

【対象】当センター職員、県試験研究機関、独立行政法人試験研究機関、大学、農業大学校などの関係研究機関を想定した内容となっています。

※事前申込みの必要はございません。お気軽にご参加ください。参加費無料。
問い合わせ先:0197−68−2911 管理部
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