第226回公開セミナー

2016/02/20 22:28 に 阿部陽 が投稿   [ 2016/02/20 22:39 に更新しました ]
2名の講師をお迎えし、下記により公開セミナーを開催します。奮ってご参加ください。

  記

【日時】平成28年3月1日(火)13:30~15:30

【場所】岩手生物工学研究センター(北上市成田22-174-4)

【演題1】難消化性オリゴ糖によるフラボノイド吸収促進とその生理作用

【講師】原 博
 教授北海道大学大学院農学研究院) 

【内容】
植物性食品に多種類含まれるフラボノイド類は、耐糖能改善や抗動脈硬化作用など多くの生理作用が報告されているが、その吸収率は低い。難消化性オリゴ糖は、ミネラル吸収促進や脂質代謝改善など、プレバイオティクスとして大腸発酵を介した作用がよく知られている。私どもは難消化性オリゴ糖研究の中で、フラボノイドの吸収がオリゴ糖の同時投与で促進されることを見いだした。この吸収促進には、複数のメカニズムが介在していた。本セミナーではこれらメカニズムを紹介するとともに、実際にフラボノイドの一種であるケルセチン配糖体と難消化性オリゴ糖を同時に摂取したときの、耐糖能改善作用や、これに関連した消化管ホルモン分泌増強作用を紹介する。


【演題2】血中プラスマローゲンのバイオマーカーとしての有用性とプラスマローゲンの吸収特性

【講師】西向 めぐみ
 准教授(岩手大学農学部動物科学課程) 

【内容】
プラスマローゲンはグリセロール骨格のsn-1位にビニルエーテル基を持つグリセロリン脂質のサブクラスの一種で、動物組織全般に広く分布し、食品としてもある程度日常的に摂取しているリン脂質である。しかし、その吸収に関しては不明な点が多い。またプラスマローゲンは、ビニルエーテル結合による抗酸化作用が考えられ、リポタンパク質中のプラスマローゲンによるコレステロール酸化抑制および動脈硬化症の予防効果が示唆されている。我々は、長年、このリン脂質について研究をおこなってきた。今回は、プラスマローゲンの吸収特性と血中プラスマローゲンの動脈硬化症のバイオマーカーとしての可能性に関して紹介する。

【対象】当センター職員、県試験研究機関、独立行政法人試験研究機関、大学、農業大学校などの関係研究機関を想定した内容となっています。

※事前申込みの必要はございません。お気軽にご参加ください。参加費無料。
問い合わせ先:0197−68−2911 管理部
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