【プレスリリース】
鮮赤色リンドウの発色メカニズムを解明!
2021年7月12日
園芸リンドウの花色はもともと青紫色ですが、品種改良により、最近は赤花リンドウも育成されています。
より鮮やかな赤色の発色には、シアニジン系のアントシアニンに加え、キサントン類の誘導体が関与することを明らかにし、その生合成に関わる酵素遺伝子も同定しました。
キサントン類は、様々な生理活性を示すことが知られていますが、コピグメント物質として作用する例はこれまで知られておらず、新しい発見です。
今後、新たな市場開拓が期待できる赤色系リンドウを効率的に育成することが可能になりました 。
本研究成果は、7月10日に国際科学雑誌「The Plant Journal」にオンライン公開されました。
詳しくは、こちら(PDF:626KB)をご覧ください。