【プレスリリース】

西アフリカの主食作物ギニアヤムの起源を解明

ヤマノイモ属の根菜作物を総称してヤム(Yam)と呼びます。ナガイモもヤムの一種です。世界のヤムの90%以上が生産される西アフリカ地域で最も重要なヤムは、ギニアヤムという種です。

  • 今回、岩手生物工学研究センター(以下、「生工研」)では、300系統以上のギニアヤムの全ゲノム解読を進め、それらを現地の近縁野生種のゲノム配列と比較しました。その結果、ギニアヤムの起源が、サバンナ地帯に生育する野生種アビシニカヤマノイモと熱帯雨林地帯に生育する野生種プラエヘンシリスヤマノイモの雑種であることを、世界で初めて明らかにしました。

  • 今後、これらのゲノム情報を活用した品種改良により、野生種から、耐病性、収量性などに関わる性質をギニアヤムに効率的に導入することで、西アフリカの食料安全に寄与することが期待されます。

  • なお、本研究成果は、京都大学農学研究科、ナイジェリア国際農業研究センター(IITA)、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、総合研究大学院大学などとの国際共同研究によるもので、2020年12月3日(木)に米国の国際学術誌「米国科学アカデミー紀要」にオンライン掲載されました。https://doi.org/10.1073/pnas.2015830117

http://genome.ibrc.or.jp/topics/https-sites-google-com-a-ibrc-or-jp-genome-topics-2020?fbclid=IwAR1f43qALasHQ2OARxA--uf_QoqCbL3NmkAF0xCG97vocCLjqK3APYRLWrk