2024年8月23日
• 岩手生物工学研究センター・ゲノム育種研究部の杉村悠作 主任研究員、阿部陽 部長らの共同研究グループは、ポルトガルの水稲品種「アロス・ダ・テッラ」の GF14h 遺伝子が、低温条件下での水稲種子の発芽能力を高めることを明らかにしました。
• 国内では、これまでの水稲の品種改良によって、ほとんどの品種において GF14h遺伝子の機能を失っていることを明らかにしました。
• 本研究では、この遺伝子を「ひとめぼれ」に導入した新規交配系統を育成しました。籾を直接圃場に播く直播栽培に適した品種の開発への応用が期待されます。
• 本研究成果は、2024 年8月7日に、遺伝学分野で権威のある国際学術誌「PLOSGenetics」にオンライン掲載されました。
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