2026年7月10日
【受賞の概要】
・受賞者:(公財)岩手生物工学研究センター坂本裕一主席研究員、岩手県林業技術センター成松眞樹研究部長
・研究テーマ:「日本産菌株を用いたアミガサタケ栽培技術の開発」
・今回の受賞は、私たちの研究開発が「糸状菌遺伝子研究を利用した優れた技術開発事績」として高く評価されたものです。
・2026年6月19日、東京大学にて開催された「糸状菌遺伝子研究会」で、授賞式並びに受賞講演が行われました。
【研究概要】
受賞の対象となった研究は、アミガサタケというきのこの栽培技術の開発に関する内容です。アミガサタケは、ヨーロッパを中心に食用とされており、日本でもイタリア料理やフランス料理等で食べることができます。現在、中国で栽培技術が確立されていますが、日本産のアミガサタケを使った栽培方法は確立されていませんでした。そこで、当センターでは日本に自生するアミガサタケの系統を調べ、栽培に適した系統の選抜を行いました。また、岩手県林業技術センターと連携して、選抜した系統での栽培方法を確立しました。今後は商業栽培に向けて、より実用的な栽培方法に改善するための研究を進めていく予定です。
【参考:糸状菌遺伝子研究会】
糸状菌遺伝子に関する研究の発展と情報交換を目的として、優れた研究の表彰等を行っている研究会です。