2014年3月18日〜20日に富山大学五福キャンパスで開催された日本植物生理学会年会において、次の発表を行いました。
「多年生花卉リンドウにおける光周期花成の品種間解析」
今村智弘、樋口敦美、高橋秀行
リンドウは夏から秋にかけて開花しますが、どのような環境条件に応答して開花を誘導するのかは不明なままです。そこで、様々な条件で栽培を行なったところ、リンドウには日長に応答して開花する品種が存在することが分かりました。さらに遺伝子解析から、日長に応答する遺伝子であるCONSTANS(GtCO1)が働いていることを証明しました。今後、さらに研究を進めることで、リンドウの開花期調節への応用が期待できます。
※これは2014年4月1日の記事です。